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味の素食の文化センターが三代歌川広重筆『大日本物産図会』全118図を揃えて所蔵したことを記念し、令和6年(2024年)より三ヶ年連続で『大日本物産図会』にみる「食」「時代」「人々」展を開催してまいりました。第1回「日本の食文化」、第2回「海の恵み 山の恵み」に続き、いよいよ最終年度となる第三回企画展のテーマは、「日本のものづくり ― 明治の殖産興業」です。明治10年(1877)開催の第1回内国勧業博覧会には、高岡(越中国)の銅器や漆器(城端国)、博多織、佐賀(肥前国)の伊万里焼など、日本各地のありとあらゆる名産品が集まりました。同博覧会には『大日本物産図会』が出品されており、本書を鑑賞してみると、江戸時代からの伝統を受け継ぎつつ、明治に入って飛躍的に発展した多数の産業が紹介されていることに気づかされます。本展では『大日本物産図会』全118図から15図を厳選し、「食とものづくり」「そして明治のものづくり」という二部構成で作品を紹介することで、今から約150年前の博覧会を追体験するかのごとく、日本の食文化と明治の経済を支えた手仕事の様相に迫ります。
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add: 2026-09-20 / mod: 2026-09-20
