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戦後80年の節目の昨年、ミニ展示「戦後80年 あのとき新聞は何を伝えたか」を4月から12月にかけて開催しました。はじめは、1945年の新聞が歴史に残る出来事を当時どのように伝えていたかを紹介する狙いで企画しました。当時新聞は用紙の供給事情の悪化により2ページ建て。資料調査を進める中で、興味をひいたのは1面(オモテ面)の戦況や戦後処理に関するニュースではなく、2面(裏面)の記事でした。「こんなことがあったのか」と思わずにはいられませんでした。例えば、戦争末期は「野草の粉食の推奨」「手りゅう弾の扱い方」「防空壕のつくり方」......。終戦直後は「進駐軍との付き合い方」「石炭不足に悩む病院」「真珠湾攻撃の真相」......。終戦前後の世相の変化が色濃く反映されていました。ミニ展示で紹介した紙面に、新たに調査した紙面を加え、テーマ別に展示します。戦時下の新聞は、真実を伝える使命を果たすことができず、戦意高揚の一端を担いました。その裏で伝え続けられた社会・世相・人々の姿に目を向ける機会になれば幸いです。
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add: 2026-09-14 / mod: 2026-09-14
