こうした政策や現象に伴い、(1)地方(大名の国元)に所在する植物や園芸技術の江戸への流入、(2)江戸武家屋敷における庭園文化の洗練化、(3)植木屋の工夫・繁栄と園芸市場の発展、(4)植物(草花・樹木)の楽しみ方の多様化とその支持者層の拡大、といった江戸の緑地空間や植物と人々の関わりを示す独特な植物栽培文化、植物観賞文化が17世紀半ばから19世紀後半までの約200年余にわたり展開します。
今回の収蔵資料展では、こうした江戸ならではの園芸文化のあり方を「江戸園芸」と定義し、当館所蔵の園芸関係資料を通してその特徴を解説、そして明治時代以降の方向性を考察していきます。
add: 2026-06-10 / mod: 2026-06-13
