しかし、インターネットはもちろん、テレビやラジオもなかった1923(大正12)年9月1日の関東大震災当時、災害の情報を記録したのは新聞社や通信社の職員、官庁の技術者、そして街中で写真館を営む写真師たちでした。彼らは被災しながらも焼け野原となった横浜の様子をカメラに収め、各方面に発信していきました。
関東大震災の写真は災害の記録をまとめた「災害誌」だけでなく、新聞やグラフ誌、さらに絵葉書などの形で現在に残っています。本展示では、それらの原板、特に2018(平成30)年秋に鎌倉市内で発見された西野写真館旧蔵のガラス乾板を中心に、写真師たちが撮影した被災地、横浜の姿にせまっていきます。
【注意】
感染予防対策を徹底するため、展示をご覧になる際には、オンラインによる事前予約(日時指定)をお願いいたします。
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add: 2021-03-08 / mod: 2021-03-08