【上映1】2019年1月19日(土)12:30~14:05
ほのぼのとした笑いでつづる日記映画。
内村茂太
1974年生まれ 広島県出身 多摩川住宅在住。カセットテープ番組『内村茂太のオールナイトニッポン』のパーソナリティ・ディレクター・リスナー・ハガキ職人と一人四役をこなす多忙な日々を送っている。
『富士山とジョンレノン』
1993 / 5分 / 8mmフィルム
19歳の時に友人と初めて撮った8ミリフィルム作品。
『僕の新婚旅行』
2002 / 40分 / 8mmフィルム
4年間撮り溜めたフィルムをまとめた作品。
『おしゃれ29/29』
2003 / 25分 / 8mmフィルム
29歳の時に「腰抜けのキープオンロック」というテーマで撮った8ミリフィルム作品。
【上映2】2019年1月19日(土)14:30~16:10
独特な浮遊感と批評的な視点で世界をえぐる。
山崎幹夫
1959年東京都立川生まれ東村山在住。中学生の時から8ミリフィルムで映画ごっこを始め自主製作を続ける。作品数は2018年に100本に達した。
『世界はがらくたの中に横たわり』
1984 / 12分 / 8mmフィルム
父の死という大きな出来事を中心とした個人映画。
『ターミナルビーチX』
1981 / 35分 / 8mmフィルム
セリフ・台本なしを原則に、札幌の街をさまよい即興的に撮って制作された作品。
『泥のなかで生まれた』
1986 / 17分 / 8mmフィルム
自分の部屋で制作された個人映画。カメラとマイクで遊んだあとは路地へ…。
『じょっぴん』
1988 / 3分/ 8mmフィルム
タイトルは北海道弁で「鍵」。部屋を飛び出して、路地の子どもたちとマイク遊び。
『VMの漂流』
1990 / 9分 / 8mmフィルム
生と死を巡る「VM」シリーズ2作目。『泥のなかで生まれた』と重複したシーンも。
【上映3】2019年1月20日(日)13:00~14:40
商業映画でも活躍する富永まいと、アーティスト・芝辻ペラン詩子、二人のアニメーション作家による作品集。
芝辻ペラン詩子
武蔵野美術大学映像学科卒業、英国マンチェスターで人形アニメーションの老舗スタジオでインターン。2011年、artist-run-space merdreをオープンし、企画運営に携わる。府中市在住。
『天地創造』
2006 / 2分半 / DVD
嘘か誠か、「天地創造」の神話に基づいた、とんでもなくくだらない人形アニメーション。
『LITTLE HELP』
2004 / 3分半 / DVD
哀しみを吸い込み幸せを運ぶ不思議な生き物。パペットと平面のアニメーション。
『クマちゃんの物語』
2000 / 4分 / DVD
捨てられたクマのぬいぐるみたちが人間と遊ぶために街へ繰り出す。「あそぼうよ」
富永まい
映像監督、絵本作家。映画「ウール100%」「食堂かたつむり」ほか。Eテレ「シャキーン!」アートディレクター、近年は絵本執筆なども手掛ける。
『風見鶏と煙突男』
2006 / 8分 / DVD
煙突にのぼって嘆く男と、風見鶏に取り憑いて男をからかう女。実写作品。
『水筒少年』
2004 / 21分 / DVD
水筒を離さない少年が友達の別荘へ…。実写とアニメーションによる不思議な世界。
『ナマケモノシロップ』
2003 / 5分半 / DVD
シロップに酔っ払って夢のなかへ。1枚の紙の表裏に描かれた作品。
『BUONOMO“BUSUTAMAN”』
2001 / 5分 / DVD
かわいいパスタのコマ撮りアニメーションによる辛辣な物語。その後シリーズ化。
『くろこげ』
1995 / 11分 / 16mmフィルム(予定)
アイロンをかけながらテレビに見入る女は…。撮影を歌川恵子が担当。
【上映4】2019年1月20日(日)15:00~16:45
自身の内面を笑いと優しさでえぐる2作品。
歌川恵子
1971年東京生まれ神奈川育ち。多摩美大にて映像を専攻。今作はイメージフォーラム・フェスティバル等で上映された。現在稲城市在住の保育士。
『こころのうた』
1998 / 50分 / DVD
家族や友人を通して見つめる自己の存在。唯一無二のセルフ・ドキュメンタリー。
『みみのなかのみず』
1993 / 36分 / 8mmフィルム
カメラを片手に作者自ら出演。混沌とユーモアが混じるセミ・ドキュメント。
【上映5】2019年1月20日(日)17:30~19:15
フィルムで味わう、実験映像作家たちのディープな夜。
馬渕徹
静岡県出身。府中市在住。多摩美術大学油絵科卒業後、プロラボ・写真スタジオ等に在籍しながら写真作品を発表する。8mmフィルムに魅了され映像にも挑戦。
『sodium light baby』
2010 / 4分半 / 8mmフィルム
写真家による8mmフィルムの習作。自家現像によるモノクロ映像。
ヤジマチサト士
イメージフォーラム映像研究所卒。主に8mmフィルムを使った作品を制作。自主映画上映会や国内外の映画祭で上映される。自他共に認めるシネフィル。
『つきよみ』
2005 / 12分 / 16mmフィルム
暗い森の中で近接した少女と少年は、心の裏側に何かが芽生え動き出すのを唯みつめる。
川口肇
1967年東京生まれ。九州芸術工科大学で映像作品制作を始め、福岡→山形→東京と移りつつ制作を続けている。尚美学園大学専任講師、フィルムメーカー。フィルムの粒子やコマと戯れる作品から、祖母の死から始まるフェイク・ドキュメンタリーまで。猫と戯れる作品も!
『rack-pinion (wired-glass No.4)』
2017 / 5分 / 16mmフィルム
崩壊の中に浮かび上がる猫の視線。
『位相 Phases of real』
1997 / 25分 / ビデオ
映像は現実の擬物。記憶もまた。
『AQUARIUM』
1991 / 6分 / 16mmフィルム
映写される光としての映画。
『vanishing-eight』
2009 / 3分半/ 8mmフィルム
多重露光で生成される空間。
『観測』
2018 / 3分半/ 8mmフィルム
映像世界を歩く。
『Noodle-Cat-Cogs』
2009 / 6分半 / ビデオ
時間生成装置としてのビデオ。
『filmy』
1988/ 5分 / 8mmフィルム
風景は薄膜の向こう側に。
『Air』
1992 / 6分 / 8mmフィルム
粒子の絵画としての映画。
add: 2019-01-08 / mod: 2019-01-08