Detail Information

展覧会
07/01/2021(Thu)
- 10/03/2021(Sun)
《通常展》テーマ展示「夏目家の人びと、漱石の家族」
関東 漱石山房記念館
open 10:00 end 18:00

慶応3(1867)年、漱石は8人兄弟の末っ子として生まれました。
里子や養子に出され、養父の金銭問題に悩まされるなど不遇な少年時代を過ごしますが、
亡くなる1年前に著した『硝子戸の中』の育った家の記憶は、
旧懐に満ちた穏やかなものでした。
自身の家庭生活では、明治29(1896)年に中根鏡子と結婚し、
二男五女に恵まれます。
弟子の森田草平は、漱石の家庭が知りたければ「『猫』をお読みなさい」と述べています。
神経衰弱に陥った時の漱石は怖い父親として子どもたちの記憶に刻まれていますが、
『吾輩ハ猫デアル』にはのびのびとした子どもたちの様子が描かれています。
本展では、漱石の作品や日記、漱石が家族に宛てた手紙、漱石の家族による著作、
初公開となる夏目家の家族写真などをもとに、家族の視点から漱石を読み解きます。

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  • id: a5ee
  • add: 2021-09-09
  • mod: 2021-09-09

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