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展覧会
07/21/2018(Sat)
- 09/24/2018(Mon)
卵からはじまる形づくりー発生生物学への誘い
関東 東京大学駒場博物館
open 10:00 end 18:00

私たち人はもちろん、ニワトリやハエも、植物までも、その体は、たった1つの受精卵からスタートします。1細胞の受精卵が細胞分裂を繰り返すうち、やがて心臓が拍動し始め、脳や手足がつくられていきます。このような個体発生の謎と神秘を解き明かそうとする学問が、発生生物学です。発生生物学では、細胞が遺伝子の指令をうけて、組織や臓器をつくり上げる様子を明らかにします。
 発生生物学は、医学や農学にも深くかかわります。発生プロセスにかかわる遺伝子がうまく働かないと、さまざまな先天性疾患が生じます。またiPS細胞に代表される再生医療にも、発生生物学が大きく貢献しています。イモリの足を切ってもまた再生してくる不思議に、多くの発生生物学者が人生をかけてきました。
 日本発生生物学会は、今年50周年を迎えました。それを記念したこの企画展には、発生中の生き物の写真も多数そろえ、発生生物学の醍醐味をお伝えします。研究現場の臨場感を感じていただけましたら幸いです

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  • id: 6cbc
  • add: 2018-08-14
  • mod: 2018-08-14

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