町田良夫(まちだよしお) 美術家/音楽家、スティールパン奏者。ASCAP会員。 多摩美術大学在学中、秋山邦晴、東野芳明、萩原朔美、菅木志雄に師事、ミニマル・アート/音楽/映像を総合的に学ぶ。 これまで、日本、ヨーロッパ各国のメディア・アート/音楽祭 (ISEA2004、Sonar Tokyo、Europhonic ジャズ・フェスティバル、Maerz Musikフェスティバル等) に出演、David Toop著書で紹介され、自身のソロアルバムの他に、大友良英、Sachiko M、Merzbow、恩田晃、Haco、中村としまる、minamo、Yannis Kyriakides、Alejandra & Aeron等と共に数枚のコンピレーション・アルバムで紹介される。'05年には楽曲「アフターイメージ」(CD: Hypernatural #2)が、仏のTVCM曲になる。 90年代、アジア、アフリカ、ラテンの10カ国で国際協力の仕事に従事。この体験からアジアの太陽信仰文化に触発され、光の象徴である銅鑼をフィーチャーにした音響コラージュやフィールド・レコーディング作品を発表、 現在は、スティールパン を即興演奏する。音楽は、実験音楽からワールドのジャンルにまでまたがる。バンドとして、WALK WITH THE PENGUIN (ウォーク・ウィズ・ザ・ペンギン) - セルビアのバンド、チンチとのコラボ、ポストロック - や、miimo (ミーモ) - レ・ピッシュ、Ganga Zumbaのtatsu (bass)、plot.名義でも活動する佐治宣英 (drum)と町田良夫の3人から成るダブ・エレクトロニカ・ユニット - に携わる。印画紙を使った独自の絵画、 "PHOTOBATIK" (フォトバティック) も制作。 音楽レーベル/現代美術・音楽イベントのプラットフォーム、Amorfon (アモルフォン)を自ら主宰、あまり紹介されていない東欧を含む国内外のユニークなアーティストをリリース、これまで交流が無かった日本とマケドニアの現代美術作家による初の交流展を企画、展覧会/コンサート/ワークショップ等を日本、マケドニアの両国で行う。アモルフォンのリリースの中で、町田が音楽の問題提起として企画したCD「キンダームジーク:赤ちゃんの即興音楽」は、5カ国/10人の赤ちゃんの即興演奏のみを集めたCDで、世界初の試み。また、音楽誌への寄稿、レクチャー、自身の活動を応用したユニークな子供向けのワークショップ等、活動は多岐に渡る。
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