bloc: サトエ記念２１世紀美術館

【展覧会概要】開館20年目の秋を迎えるサトエ記念２１世紀美術館では『卒寿記念　寺井力三郎展　〜暮らしに息づく絵画〜』を開催いたします。寺井力三郎は、1930年に東京・上野桜木町に生まれ、東京藝術大学にて安井曾太郎や林武の教えを受け油彩画家を志します。61年の第23回一水会展での初入選以降、同会を中心に作品を発表し、90歳を迎えられた現在も画壇の重鎮として、埼玉県羽生市にアトリエを構え創作活動を行っています。暮らしの中からモチーフと構図を探し、穏やかな色調を無数に重ねた点描により、淡く揺らぎを孕んだ抒情的な油彩画を創出してきた寺井。日常の暮らしは創作の大切な源泉であり、家族の姿や身近な情景をモチーフとし、作品へと昇華させてきました。本展では、代表作を中心に10代から近年の作品までを一堂に集め、70年にも及ぶ画業を回顧する展覧会となりますので、是非この機会に寺井力三郎の世界をご堪能いただければ幸いです。【入館料】一般900円、大学生・高校生700円、小中学生600円、障がい者500円、未就学児無料 【休館日】月曜日(11/23、1/11は開館し、11/24、1/12は休館)、年末年始休館(12/23〜1/6)