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bloc: あおみかん

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変わりゆく結婚式と近代化

展覧会 2018/12/11(火)
→2019/5/12(日)
変わりゆく結婚式と近代化
関東【国立歴史民俗博物館〈第4展示室 副室〉】
open 9:30 / close 17:00
・現代に至る結婚式の変遷とその背景がわかります!
・戦前のデパートの婚礼カタログなど、ブライダル産業と人々の関わりがわかります!
・めったに目にすることのない旧宮家の婚礼道具が展示されます!
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近世の身分制社会では、必ずしもすべての人が結婚するわけではありませんでした。しかし、近代になると、基本的に誰もが結婚する社会となっていきます。このような変化の中で、結婚式の形態も変わっていきました。第一の大きな変化は、近代以降、結婚式に宗教者が関わる儀礼が中心となっていった点です。欧米の結婚式の影響を受け、神前結婚式が考案され上流から広まり、戦後になるとほとんどの人が神前結婚式を行うようになります。しかし1990年代以降、神前結婚式からチャペル式結婚式に変わっていきます。個人の信仰とは必ずしも結びつかないものの、宗教者の関与した結婚式が依然として続いていることには変わりありません。
第二に、こうした結婚式が浸透するとともに、挙式披露宴というパターンができ、それに対応した儀礼空間が成立します。従来の結婚式は数日にわたって儀礼が続いていましたが、式場の変化とともに挙式披露宴を同じ場所で同日に行うようになっていきます。そのための結婚式場が成立しました。
第三に、結婚式を支える様々な流通、情報、サービスに関する産業が成立していきました。近代ではデパートによって、婚礼用品の流行が作りだされました。またホテルや宴会場は、披露宴だけでなく式場も併設するようになります。戦後には、公共施設や冠婚葬祭互助会が結婚式場を積極的に設置し、ブライダルコーディネーターなども誕生しました。現在では結婚情報誌によって結婚式の個性化が打ち出されています。
ところで現在、社会的には結婚式をしない、もしくは結婚をしないという状況も生まれる中で、結婚式の捉え方も変わっています。こうした近代以降の結婚式の変遷について関連する資料を提示し、人々にとって結婚式とは、また結婚とは何かについて考えていきます。
add: 2019-04-20 / mod: 2019-04-20

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  • データID: 1555762966
  • データ登録日:2019-04-20 21:22:46
  • データ修正日:2019-04-20 21:24:39
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