【休館日】木曜日 但し、5月5日(木・祝)は開館
===============
令和3年夏に新型コロナウイルス感染症拡大防止のため会期途中で閉幕となった「ご宝物に宿るいのち」を、再度開催致します。
豊かな自然と四季に恵まれた我が国では古来、動物や植物を美術工芸品の題材とし、表現してきました。宮中で用いられる装束や調度品のなかにも、動植物の意匠を取り入れたものは数多くみられます。人々はいのちあるものを尊び、象ることで、そこに様々な想いを託してきたのです。
この度の展覧会では、明治神宮の所蔵する明治天皇・昭憲皇太后御物を中心に、すぐれた造形力をもっていきいきと表現された動植物の姿をご紹介致します。
また、宮内省(当時)からの下命により制作された美術染織の大作、《十二ヶ月禽獣図屏風》を、最新の展示環境でご覧いただきます。