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イベント
07/15/2020(Wed)
- 08/14/2020(Fri)
【デジタル配信】蓄音機音楽会『ジャズ大集成(サミット)(75)――西海岸の鼓動』
ウェブ JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

インターメディアテク内階段教室「ACADEMIA」にて、蓄音機音楽会を定期的に開催しております。「湯瀬哲コレクション」から1920−1940年代ジャズの名盤を厳選し、名機E.M.G.社「マークIX」をはじめとする様々な蓄音機で再生し、今やパブリックな場では鑑賞できない音の醍醐味を共有する機会を設けてきました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、蓄音機音楽会の収録をデジタル配信します。
 1951年にロサンゼルスに移住したシェリー・マン(1920-1984)は、ハリウッドのスタジオ・ミュージシャンとしてドラムスの至芸を披露しました。彼は1950年代の西海岸で生まれ、のちに「ウェスト・コースト・ジャズ」と便宜的に呼ばれた音を築いた主要人物の一人でもあります。ウディ・ハーマンやスタン・ケントンらモダニストの楽団員を経てコマーシャル音楽のスタジオ録音で大活躍したため、マンは良くも悪くも、どんな場にも対応できる「プロフェッショナル」と見なされてきました。しかしマンの心奥にあったのは十代で初めて聴いたロイ・エルドリッジの生演奏であり、強烈なスウィングへの憧れでした。レーベル「シグニチャー」のための小バンドやビバップの名手との録音でスタジオ・デビューし、オーケストラを経て、西海岸で独自のスタイルを固めたマンの全能のドラムスをSP盤で網羅します。

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  • add: 2020-08-11
  • mod: 2020-08-11

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