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展覧会
01/19/2019(Sat)
- 03/31/2019(Sun)
コレクション展「少しも退屈と云(いう)ことを知らず 鴎外、小倉に暮らす」
関東 文京区立森鴎外記念館
open 10:00 end 18:00

東京で近衛師団軍医部長を務めていた森鴎外は、明治32(1899)年6月、小倉(現・福岡県北九州市)の第十二師団軍医部長として赴任を命ぜられます。
東京での鴎外は家族とともに暮らし、職務や文業に専念してきましたが、小倉では自ら家政をとる新たな生活が始まります。東京を離れて小倉にあることによって、軍医部等の動静や文学界を、距離を置いて眺めます。そのことが、自分と他者との関係を考える機会となりました。
一方、鴎外は土地の人々と交流し、勉強会を行い、外国語の学習をはじめ、史跡を巡るなど、新たな学びの機会を得ました。明治33(1900)年12月、親友・賀古鶴所に宛てた手紙には「公私種々ノ事業ノ為メニ(中略)少シモ退屈ト云コトヲ知ラズ」と記されており、小倉での充実した日々がうかがえます。鴎外は、明治35(1902)年3月までの2年10ヶ月を小倉に暮らしました。
本展では、鴎外の小倉での生活、職務、関心事を日記『小倉日記』『小倉日記附録』、友人や家族へ宛てた手紙などの資料から紹介します。また、作家・松本清張が鴎外の『小倉日記』から着想を得た小説『或る『小倉日記』伝』などを併せて展覧します。

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  • id: 77a0
  • add: 2019-03-22
  • mod: 2019-03-22

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